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コラム

クロノグラフの開発としては後発のロレックス -エルプリメロとロレックスクロノグラフとの歴史を振り返る-

ロレックスのオイスターパーペチュアルコスモグラフデイトナは、同社を代表する名作です。これまで数々のフラッシュアップを重ねながら進化を遂げてきました。モータースポーツを意識して作られたこのモデルへ強くあこがれを持ち、ロレックスを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

ロレックスからオイスターが発表されたのは1926年のことでしたが、その当初、リューズの閉め忘れによる入水事故が課題となっていました。その問題を解決するため、リューズの開閉頻度を減らすことが図られました。ロレックスは、ほかのメーカーに先駆け高精度自動巻ムーブメントを開発したという歴史がありますが、クロノグラフについて完全に後手に回ってしまったということができるでしょう。ほかのメーカーが、クロノグラフの自動巻化を次々と成功させていたのが1970年前後であったのに対し、ロレックスは20年も近く後れを取ってしまったのです。

 

クロノグラフの開発としては後発のロレックス エルプリメロとロレックスクロノグラフとの歴史を振り返る

 

ロレックスは、その当初垂直クラッチを採用する一方、スマートな設計となった新世代高級クロノグラフ、フレデリック・ピゲのキャリバー1185の供給を依頼しましたが、これを断られたという説があります。いずれにせよ、最終的に手に入れたのがよく知られるゼニス社のエル・プリメロであったわけです。

エルプリメロは、1969年に初登場となりますが、毎時36,000振動を誇るハイビートにより、1/10秒まで計測が可能となった高い精度のクロノグラフでありました。古典的な水平クラッチ、コラムホイール式のクロノグラフ機構を搭載しつつも、自動巻機構を採用することに成功した点は傑作と呼ばれるに値するでしょう。しかしながら一方で、ハイビートを実現するために強すぎる主ゼンマイ、また少ないスペースによって簡易的な自動巻機構となってしまったという点は弱点でもありました

それを解決するために、何年物時を重ね少しずつ改良が重ねられていくのでありますが、その弱点をもってしても、あまりにもエルプリメロの魅力が大きかったという事実は変えることができないでしょう。今も高い評価を持ったエルプリメロの歴史は、ロレックスの歴史として語り継がれ、この確固たる時計業界での地位を築き上げた立役者の一つとしてたたえられています。エルプリメロなくしてロレックスなし、そうとも言える重要な要素なのであります。